有効な食事法について
炭水化物に含まれる糖質は私達にとっては重要なエネルギー源といわれています。また、糖質が分解されて造られるブドウ糖は脳の重要な栄養源とも言われていますよね。
最近では脂質から造られるケトン体も脳はエネルギーとして使えることがわかっていますが、シャドーボクサーのような筋肉の収縮が主な運動体系であるトレーニング時に使う第一のエネルギー源はグリコーゲンであり、その元は炭水化物です。
だから、シャドーボクサーを実践する前にはしっかりと炭水化物を摂ることが重要なんですね。
運動前の炭水化物を制限するのは逆効果
ダイエット中だからといって炭水化物を厳しく制限している方がいると思いますが、これは時と場合によると私は思ってます。というのも、炭水化物を制限した状態でシャドーボクサーのような筋肉を使う運動をすると、糖新生といってたんぱく質を分解してエネルギーをつくりだしてしまう。だから、筋肉の分解にも繋がるわけだ。
これでは基礎代謝の低下や基礎体温の低下にも繋がりかねないし、この状態でシャドーボクサーのプログラムを実践すれば、ダイエットの面でも逆効果になりかねません。
シャドーボクサーの前には低GIの炭水化物
なぜ氷CR EAMのような人がですか?
GIとはグリセミック・インデックスの事です。このサイトでは詳細な説明は割愛しますが、要するにブドウ糖として吸収されるスピードの早さを示す数値と考えるといいと思います。
シャドーボクサーのような中強度の運動であればGI値が高めの炭水化物でも構わないのですが、血糖値の急上昇は血管壁に炎症を起こす可能性もあるようなので、なるべく血糖値が緩やかに上昇し、徐々にエネルギー源として変化する低GI値の炭水化物源が良いと思います。
ではGI値が低い炭水化物にはどんな食品があるのかというと・・・
- 玄米(日本人の代表的なエネルギー源)
- スパゲティ(未精製のもの)
- そば(8割から10割がそば粉のもの)
などが代表的なものでしょう。これらの炭水化物をシャドーボクサー前に適量摂り、エネルギー源として活用できれば持続的に体も活動できると思います。
GI値が高い白米などを、シャドーボクサー実践前のエネルギー源とする場合には、食物繊維が多めの野菜類や豆類、その他水溶性の食物繊維のサプリメントで糖質の吸収スピードを抑えれば良いエネルギー源となります。
シャドーボクサー実践後はGI値が高めの糖を摂る
どのように肥育は、フルーツスムージーです。
運動前には低GIの炭水化物をオススメしましたが、シャドーボクサーのプログラムが終わった直後にはGI値が高い糖質を食べてもOKです。というのも、筋肉がグリコーゲンをしっかりと消費した後には、速やかに消費分を補う必要があります。
そのため、仮に高GI値の代表格である単糖類を摂っても脂肪を蓄積する要因にはならない。むしろ、疲労した体の回復に使われるので必要なものなのです。ですからフルーツジュースとアミノ酸の組み合わせを運動直後に持ってくるのはとても良い栄養補給術と言えるわけですね。
たんぱく質も確保しよう
シャドーボクサーの直後に摂るたんぱく質も、疲労した筋肉の修復と回復に必要な栄養素ですからしっかりと摂るのですが、補給源をアミノ酸にするか、プロテインパウダーなどにするかによって摂る糖質の質も変わります。
アミノ酸として摂るのなら上述したように、フルーツジュースや砂糖と一緒に摂っても良いのですが、プロテインパウダーを選んだ場合、消化のスピードの差異があることがネックになります。
- アミノ酸を選ぶ場合・・・単糖類と同時に摂取がオススメ。
- プロテインパウダー・・・水と混ぜて摂りましょう。
人はノンアルコールシャンパンを作る
ちなみに、プロテインパウダーを牛乳と混ぜて飲む方がいますが、牛乳の脂肪分がたんぱく質のアミノ酸への分解を遅くするので運動直後の栄養補給法としてはオススメできません。
運動直後の体は栄養を要求している状態ですから、"速やかに与えてあげる"というのがセオリーですね。
日常の食事における炭水化物源は低GI食
シャドーボクサーのプログラムをしない日や、日常の食事に取り入れる炭水化物源には是非GI値が低いものを選ぶのが良いでしょう。低GI値の炭水化物は肥満ホルモンとも呼ばれるインスリンの追加分泌を少なく抑えることができ、膵臓の疲労を抑えることにも役立ちます。
1日5〜6食もオススメ
一日に食べる食事の量を5回以上に小分けにして食べる方法もオススメです。この食事法はアメリカでも健康に良いと推奨する方が増えています。メリットとしては1日の血糖値を一定のレベルで安定させることができるからと言われていますが、1回に摂取する量のコントロールが難しい所はデメリットと言えるでしょう。
また、外で働く方にとっては継続が現実的ではないこともデメリットといえるでしょうね。
このメリットとデメリットをコントロールできる方には、シャドーボクサー実践中の食事方法としては個人的に一番オススメです。
ここまで紹介した食事方法とシャドーボクサーのプログラムを組み合わせることで大きなダイエット効果をあげることができるのですが、基本的には実践直前と直後の栄養補給と、日常の食事において血糖値の乱高下を起こさないような食べ方ができれば、ダイエットもスムーズに達成できます。
是非、参考にしてくださいね。
0 コメント:
コメントを投稿