搾乳についてよくある質問
1)搾乳量を増やすために
2)リラックスの方法
3)催乳テクニック
4)搾乳回数と時間
5)口腔カンジダ症(鵞口瘡)の治療薬
6)母乳の保存
7)搾乳時間短縮のコツ
8)その他
9)搾乳の吸引力
1〉供給補助
*授乳の回数を増やし、一回の授乳時間を長くすること
*授乳後ごとに搾乳すること
*授乳しながら搾乳すること
*仕事中の搾乳回数を増やすこと
*栄養価の高いものを十分にとり、水分を十分に補給し、睡眠を十分とること
*リラックスすること−リラックスの方法の項を試してみて
*週末は母乳の分泌がよくなるように過ごすこと(授乳以外のことをせず、睡眠をとり家事は夫にまかせること)。
*(私独特の方法だが) 母乳受けパッドを常に着用すること
*赤ちゃんとなるべく添い寝をすること。体が自然に刺激され、母乳分泌が促されます。
*とにかく大量の水を飲むこと−机のそばに水の入った大きなボトルを常備し、頻繁に飲みましょう。十分な睡眠をとる努力だけは怠らないこと
*どうしようもない場合は、担当医にレグラン(Reglan)またはマクサラン(Maxaran)(名称が異なるが同じ薬品)を処方してもらいましょう。これは胃腸薬ですが、副作用として女性の母乳分泌を促す効果があります。もし消化管に異常がなければ、胃腸に対して問題となるようなことはなく、乳児に対しても無害です(実際、この薬は乳児における逆流性食道炎の治療薬として使用されています)。この方法はあくまで応急処置ですが、ストレスから母乳 の分泌が低下したあとで母乳の再分泌を促すことが可能です。
(訳注:レグラン 逆流性食道炎の薬ですが、日本では認可されてません。
(英語) 確かに稀な副作用に乳腺の腫脹と圧痛がありました)
*育児中の母の友(The Nursing Mother's Companion) の最新版で、著者は、レグラン(Reglan)(書中の記述は一般名)について、2週間以内の服用では実際に安全に母乳の分泌を促すと述べています。しかし、うつ病を引き起こしたり、すでにうつ病である場合は、症状を悪化さる可能性があるとしています。
薬草療法 (すべての療法と同様、担当医と相談の上で行うこと)
*ハーブのすべて(The Complete Book of Herbs) レスリー ブレムネス(Lesley Bremness)著より
(訳注:日本語訳版がありました!!ハーブ事典―ハーブを知りつくすAtoZ
−母乳の分泌を刺激するには、標準量の葉とルリジサ(ムラサキ科ボラゴ属)の種、ディルの種、アニスの実とウイキョウの種を混ぜたものを1日3回服用すると効果があります。
−コロハ種子の煎剤も強力な刺激剤となります。大さじ1.5杯の種子を1カップの水で10分煮ます。それを1日3回飲用します。小さじ1杯のアニスの実や蜂蜜を加えると飲みやすくなります。
−強力な刺激剤としてゴーツルー(マメ科ガレーガ属)の開花時の先端部分もあります;母乳の分泌を50%まで増やすことが動物実験で観察されています。小さじ1杯分の乾燥ハーブと熱湯をコップの中に入れて10分間おいたものを1日2回飲用します。
*醸造用酵母錠剤(少なくともこの辺りでは、コロハ種子(フェヌグリークFenugreek)やマザーズ� ��ルクティー(Mother's Milk tea)よりも入手が簡単。)
(訳注:フェヌグリークは日本ではカレーライスのニオイの元になっている植物だそうです。知りませんでした:-)
フェヌグリーク(Fenugreek)と言ってもその植物を知っている人はほとんどいないと言っても過言ではないでしょう。しかし、その匂いを嗅ぐと、「この匂いを嗅いだことがある」と100%の人が答えるでしょう。そうです。フェヌグリークは、日本人の大好きなカレーの主原料で、あのカレーの香りの基になっている植物です。ですから、日本人にとってフェヌグリークは、本当に身近な植物と言えます。フェヌグリーク(Trigonella foenum-graecum)は、1年草のマメ科の植物で地中海地方が原産地で古くから中近東、アフリカ、インドで栽培され食用や薬用に用いられてきました。現在では、世界中で栽培されています。この植物は、無造作に枝分かれしながら60cmぐらいまでまっすぐに成長し、枝には三つ葉の葉を付け、小さな白い花を咲かせます。成長していくと曲がってとがったほっそりした鞘ができ、その中に直径3-4mm黄褐色で真中に深い溝のある菱形の種子が10-20個入っています。これだけよくカレーを食べるのにフェヌグリークは、日本では栽培されていません。しかし、「コロハ」と言う日本名が有ります。多分、中国名「胡廬巴」からそう呼ばれたのだと思います。フェヌグリークは、中近東、アフリカ、インドなどでいろんな利用法で食用されています� �フェヌグリークを発芽させ、その若葉をもやしとして食べていますし、更に成長したものは野菜として料理に利用されています。又、生育した全草は、大豆と同じ組成を持っており、良質の飼料として家畜に使用されています。しかし、最も利用されているのは、種子で、カレーなどの香辛料として使われている他、インドの有名な調味料のチャットネの主原料として使われています。フェヌグリークは、又昔から民間薬として滋養強壮、栄養補給、食欲増進、解熱剤としても使われてきました。特にインドや中近東では、催乳作用を持っていると考えられていますのでますので授乳期の女性が特に食べる習慣があります。最近では、欧米などでは、バストを大きくする目的で健康食品として飲まれるケースが多くなっております。これら は、フェヌグリーク種皮に含まれるステロイドサポニンが女性ホルモンの前駆物質で、体内で女性ホルモンに変わり、バストを大きくしたり、母乳の出を良くしたりするためだと言われています。
どのような野菜はstartchとみなされます
マザーズミルクは健康な乳汁分泌を促し、母乳の産生を増やすために伝統的に飲まれてきました。
アニス、ウイキョウ、コリアンダーの伝統的な配合はヨーロッパの女性によって何世紀も使われてきました。
母乳カウンセラーやハーブ専門家によく推薦されてきました。
*コロハ種子カプセル、もしくは、母乳ティー、あるいはその両方の服用がとても有効でした。毎回の食事の際に2錠、就寝前に2錠服用する。私の場合は昼食時には3錠服用しました(私はゼラチンカプセルに充填されていない製剤を服用しました)。それで1800mgになります。カナダ地域在住のメンバーのために、該当製剤は、ビタヘルスで取り扱われている健康補助剤HSCのことであることを付記します。母乳分泌量と維持するだけでなくさらに増やしたい場合は、同じ分量を朝にも服用しました。
*コロハ種子を常用するのではなく、一時的に分泌促進剤として服用するよう勧められています。また飲用している間は、尿および体臭にメイプルシロップ様の匂いがつきます。
*薬草:オオアザミと� �ロハ種子(両方とも母乳ティーに含まれており、健康食品店で入手可能)
*オオアザミ!チンキ剤のものを使用するとより効果的である。30〜60滴(体重によって調節)を1日3回服用。これはもっとも人気のある催乳剤です。
*また、薬草専門店が教えてくれた秘訣には、オオアザミ茶を冷たくして飲むことです。小さじ一杯くらいの量を茶こし器に入れて、茶を煎じるだけである。10分くらい浸す方がよいそうです。
ウイキョウは、知らない人には甘草の味に似ているといえばよいでしょう。私がウイキョウを購入した理由は、薬草専門家が私の場合は1度に1種類ずつ試したほうがよいと言われたのと、オオアザミがウイキョウよりも苦味があるということだったからです。
*タイガー・ミルクの作り方は以下の� �おりです:
1/2カップの冷凍した無希釈オレンジジュース(もしくは他の新鮮な果物、バナナ2本、桃、ブルーベリー、イチゴなど)、1カップの新鮮なスキムミルク(脱脂乳)、小さじ1-2杯のバニラエキス、小さじ1-3杯のベニバナ油。これらの全てをミキサーで混ぜます。そして、3/4カップのインスタント・スキムミルク・パウダーと1/4-1/2カップのビール酵母を加える(少量から始めて、味を濃くしていった方がよい)。2-3カップのスキムミルクを混ぜ合わせます。一度に最低1/2カップ分を飲用し、1日最低4回は飲みます(ビール酵母は健康食品店や自然食品店で入手できる。薬局や食料品に売られていることもあ)ります(乳糖不耐症の場合はスキムミルクではなくライス・ミルクで代用してもよい)。
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2)リラックスの方法(このトピックに関する別の投稿も参照してください)
*私の場合は「あとどれくらい?どれくらい時間がたった?」と気にするより、雑誌や本を読むことに没頭します!
*気晴らし−電話でおしゃべり、読書
*ゆっくり深呼吸をして、頭も体も空っぽにすること
*照明を薄暗くすること
*心地よい音楽を聴くこと
*貼り紙か直接言葉で伝えるなどして、あなたが邪魔されたくない意思を周りに示すこと
*電話の受話器をはずして、ドアの鍵を閉めること。気が散るのを制限するために子供を誰かにみてもらうこと。
*もちろん、Eメールを読むこと!
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3)催乳テクニック
*赤ちゃんの喉を鳴らす音、泣き声、その他何でも赤ちゃんが出す音を編集したテープを作成すること。搾乳時にそのテープをプレーヤーやウォークマンで再生します。
*赤ちゃんがそばにいるかのような香りが移った毛布や衣類、赤ちゃんの写真を用意すること。
*搾乳の直前に暖かい湯たんぽを胸の上においたり、熱いシャワーを浴びること
*エリーを寝かし付けるときに歌った子守唄や読み聞かせた物語を、自分自身にむけて口ずさんだり、読み上げてみたりするこそ。私自身はそうすることで精神的にリラックスしました。体自体に対しても、子守り歌を歌ったり、物語を読み上げたりすることが、母乳を出す合図になっていったように思えま� �。実際、かなりの効果がありました。
*6分くらい搾乳した後で少し手を休めて搾乳口を中心から少しずらすと、違う乳腺を刺激してもっと母乳が出るようになりました。
*暖かい場所で搾乳するように心がけること。
*搾乳の最も大きな違いは、搾乳では1回以上の射乳を起こせるということです! 搾乳だけでは催乳反射が起こらない。乳首を疼くようになるまで擦って、それから搾る。最期の一滴と思われるあたりで、一度搾乳をやめ、もう一度乳首が軽い刺激を感じ始めるまで擦ると、もう少し搾乳できます。
*私が娘(現在2歳近くになった)のために搾乳をしていたとき、搾乳する前に胸を温めることでより多くの母乳を、より早く搾り出すことができた。通称 ベッドバディと呼ばれるものを見つけました。これはビーズが入った簡単な袋で、電子レンジで加熱・再加熱が可能で、肩こりや関節痛の緩和に利用されています。私はそれを加熱し、搾乳前に両方の乳房にそれを当てました。そして、一方を搾乳する間、もう一方にこのベッドバディを当てておきました。この温かい熱が母乳を分泌しやすくし、1度の搾乳量は、ベッドバディを利用しない場合より多くなりました。ベッドバディはかなり熱くなることがありますので、その点は十分にご注意ください。搾乳の前、あるいは搾乳中に胸をマッサージしても同じ結果が得られると思いますが、私にとってはベッドバディを使った場合ほどの効果はあけませんでした。
クルミはカビです。
*玄米を使って、お金をかけずに変形自在の加温パッドを作ることもできます。私の世話をしてくれていたドゥーラ(出産に関するアドバイスやサポートを行う女性。医療スタッフではないが自らの経験をもとに、出産時や出産後の母親に対する支援を行っていただいた方)は長い靴下に玄米を詰めて、分娩中の私の首や背中を温めてくれました。ただ電子レンジで温めるだけで、加湿と加熱の効果を発揮します。特別にその靴下を縫い合わせてもいいし、カタチに問題がないなら彼女のように靴下をそのまま使用してもよい。かなり熱くなるのでご注意ください。
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4) 搾乳回数と時間
*私は現在入院中の未熟児のために搾乳していのますので、これを読んでいるほとんどの人の経験と違うと思います。しかし、24時間に少なくとも7回は搾乳または授乳をしていることは覚えておいてほしいのです(つまり、夜中にも1度は起きて搾乳しています)。通常は1日に2回授乳するだけなので5回の搾乳に母乳の量が追いつく必要があります。私はラクチーナ(Lactina)両乳房搾乳器を使って合計で10分間搾乳しますので、搾乳にかかる時間それほど苦になりません。
メデラ ラクティナ
*1日2回は、エメダ エグネル(Emeda Egnell) 両乳房搾乳器を使ってそれぞれ10分間かけて搾乳します。母乳の流れが悪くなれば搾乳を止めますが、完全に搾乳を止めることはありません。
*たいていの場合それ以上母乳が出なくなるまで搾乳します。あなたが貸してくれたエメダ エグネルを使って、ほとんどの日は5〜8分ほどかかっています。
*私は搾乳量が少なくなるまで搾乳しました。ネーチャーIII(NatureV)を使って両乳房から搾乳し、20分ほどかかっていました。託児所に着くとすぐ授乳していましたし、(仕事の終わりに母乳が漏れていることはありましたが)その時に母乳が完全に溜まっていて欲しかったので、職場での搾乳は一回だけにしました。
*1日3回、それぞれ15分かけて両乳房から搾乳しました。数滴しか出なくなったところで私は搾乳をやめました。現在は勤めている会社(アイオワ州)が職場の授乳室に設置しているメデラのラクティナ(Medela Lactina)を使用しています。以前は、小型電動メデラを使用していましたが、搾乳にもっと時間がかかりあまり効果的ではなかったと思います。
*たいてい10分間搾乳する―メデラ製の両乳房用電動ラクティナプラスを持っているので、そこまで時間はかかりません。いつもの場合、これ以上出なくなるまで搾乳しますが、夕方になるにつれ搾乳量は減っていきます。
*大体約1時間。私は安物の電池式搾乳器を使っていますが、どれだけ頑張ってもそれだけでは1滴さえ搾乳できません。しかし、授乳中の搾乳には役立ちます。このあたりでは母乳育児や搾乳があまり人気ではなく、その搾乳器は店舗に出回っている一番手ごろな商品でした。
*1回の搾乳で3−10オンス搾ります。おそらく平均すると最初の搾乳で7−8オ� ��ス、2回目の搾乳で4−6オンスになります。月曜日は搾乳量がいつもより多く、金曜になると他の日より少なくなります。水分を十分取っていなかったり、疲労やストレスで参っていたりすると搾乳量が減ります。
*職場で1日2回、たいてい午前11時と午後4時に搾乳します。両乳房搾乳するのに約15分かかります。結果的に全部で5オンス搾乳できますが、息子のラフィは17ヶ月です。母乳の分泌量が一番多いときは、職場であったり、夜であったり、(もし十分早く起きることができれば)早朝のこともあります。一日に12から15オンス以上搾乳できることはありませんでした。たまに補助剤が必要でした。
*たいてい15−20分。搾乳量が全部で8オンスに達した場合や、それ以上搾乳できなくなったら止めます。
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5)口腔カンジダ症(鵞口瘡)の治療薬
*HA−ナイスタチンを3回、ゲンチアナバイオレットを2回、ダイフルカンを2回服用します。酢水で乳首を洗浄し、その他のものを全部煮沸します。この時点でもカンジダ症はまだ完全に防げたとはいえませんが、私はこの方法がうまくいくことをとても期待しています。
*ゲンチアナバイオレットは強力な薬剤で、肌が負けることもあります。そこで0.5%かそれに近い程度に薄めるといいです。その希釈したものを綿ボールまたは綿棒に含めて赤ちゃんの舌や頬の内側に塗ります。もし1%溶液を使用しているのであれば、同量の水を混ぜます。バイオレットは触れるもの全てを染色する恐れがあるの� ��、この作業は十分に注意して行ってください。
*低糖ダイエット(果物も100%自然の糖分です)
*また毎日カップ1杯分のヨーグルト(生きた培養菌の含まれたもの)を食べること。
*カンジダの発症中に乳酸菌カプセルを服用すること。
*私は今でも授乳後と搾乳後に50:50に薄めた酢水で洗浄しています。
*ゲンチアナバイオレットを使う。腰まで衣服を脱ぎ、添付の塗布器の代わりに綿棒を使って乳首と乳輪に塗ります。そのままシャツも下着もつけずにくつろいで過ごします。肌に着色したバイオレットは石鹸水で洗い流せますが、衣服に付いた場合は落とすことができませんので注意してください。自分で使う場合は、バイオレットの溶液をボトルからそのまま使いますが、赤ちゃんの口内に使用� �るときは、0.5%に希釈(水と1:1になるように)するようにしました。私は赤ちゃんの口内に塗布するために、他のメーリングリストに挙げられていたアドバイスも活用しました。自分の体にまず塗布して、塗布したままの乳首で赤ちゃんに授乳した。搾乳にしても同様です。灰色または紫がかった母乳を見るのは不思議な感じでしたが、小児科医からは問題はないと言われました。しかし、授乳または搾乳の際にはバイオレットがいたるところに着色してしまうので、乳首の下にぼろ布を当てたり、赤ちゃんに洋服を着せないなど十分に注意すること。私は以前胸の下から母乳が漏れることが多くて、ウェストバンドまで紫の母乳が流れおちていた。それを防ぐためにも搾乳のとき古いタオルをウエストバンドにおりこむようにな った。薬を試して最初の効果は2日ほどで現れる。もし赤ちゃんの口内に直接塗布する場合は、3−5日おきに計3回だけ使用するように言われた。
誰が私のブドウを食べる
*ゲンチアナバイオレットに関しては、漂白剤を使って着色を取り除くことができてラッキーだった。だから、ゲンチアナバイオレットを使うときは、二人とも真っ白か、もしくは本当に暗い色の服を着ていた。
*口腔カンジダ症の予防策:上半身裸になるか、または少なくともブラジャーを着けない。暑いときは、ときどき冷水で乳首を洗浄する。熱湯で洗濯しない限りは、2日続けて同じブラジャーを着用しない。
*赤ちゃんの口に接触するものと、乳首に触れるもの全てを1:4に薄めた酢水で煮沸する。全ての搾乳器具、哺乳瓶、哺乳瓶の乳首、おしゃぶり等が対象である。
*水虫治療薬のコーナーにあるロトリミン系の塗り薬など。1日に数回乳� ��に塗りこむ。約15分以上経過していれば、授乳や搾乳の前に洗い流す必要はない。
*ロトリミンクリームを赤ちゃんの口内に使用する場合は、柔らかい歯ブラシか綿棒を使って塗りこむ。
*乳首にナイスタチンまたはロトリミン系クリームを塗る。(処方箋調剤)
*母親がダイフルカンを服用する。
*赤ちゃんにナイスタチンをしようする場合は、柔らかい歯ブラシや綿棒を用いて、口腔内でやさしくこすること。ナイスタチンは、他の薬剤のよに内服ではなく、カンジダ菌を接触することで効き目をあらわす。医師はこの点を伝え忘れることがある。処方箋を受け取る際、薬剤師に確認すること。
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6)母乳の保存
*THE WOMANLY ART OF BREASTFEEDING La Leche League International 第6版 p. 158-159, 161-162 より
「最近の研究で、母乳はバクテリアの繁殖を遅らせる能力が顕著であり、室温(華氏66−72度)でも10時間まで安全に保存できることが報告されている。また8日間冷蔵保存でき、より長く保存したい場合は、冷凍することもできる。冷蔵庫内の冷凍室で母乳は2週間まで保存でき、冷蔵庫とドアが別にあるドアの開け閉めの頻繁な冷凍庫では3−4ヶ月保存ができる。また冷蔵庫とドアが別にある冷凍庫でも温度が常に華氏0度に保たれている場合は、6ヶ月もしくはそれ以上の間保存できる。母乳は一度解凍したら再冷凍はできない。もし、何らかの理由で冷凍庫内が解凍した場合、母乳は廃棄すること。
搾乳後、または清潔な容器に母乳を搾りだした後、ガラスもしくはプラスチック製の保存容器、哺乳瓶、母乳保存袋などに移� �かえる。搾乳ごとに別の容器を使って冷蔵する。冷蔵した母乳はあとで授乳用や冷凍保存用と混ぜ合わせてもよい。すでに冷凍保存している母乳と冷蔵保存している母乳を混ぜてもよいが、冷凍保存の母乳を解凍させないよう、加える冷蔵母乳の量が冷凍母乳の量を超えないように注意すること。冷凍用の容器に母乳を入れる際は膨張する余裕を残す。母乳が完全に冷凍するまでは蓋を完全に閉めない。」
「母乳はガラス製またはプラスチック製の容器に入れて冷凍することができる。赤ちゃんの授乳用に作られたプラスチック製の哺乳袋に保存する人もいるが、耐久性の弱い袋に母乳を入れて冷凍するとリスクを伴うことがある。そこで袋が裂けるのを防ぐために袋を二重に重ねて使用するとよい。上の部分に溜まった空気を抜い� �、母乳の1インチ上のところで袋を折り曲げる。袋の口を閉め、完全に固まるまで直立するように容器に入れておく。このような哺乳袋は長期保存には勧められない。」
「冷凍保存後、解凍した未開封の母乳は冷蔵庫で24時間安全に保存できる。赤ちゃんを授乳した後、哺乳瓶に残った母乳を処分するべきか否かは定かではない。最近の研究は、母乳はバクテリアの増殖を実際に遅らせるので飲まなかった母乳を冷蔵しても安全であるとしている。しかし、解凍した母乳は再冷凍するべきではない。」
*THE BREASTFEEDING ANSWERBOOK より
○室温の場合
初乳−華氏80.6-89.6度(摂氏27-32度) 12時間 (Nwankwo著 1988年)
成熟乳−華氏60度(摂氏15度) 24時間 (Hamosh著 1996年)
華氏66-72度(摂氏19-22度) 10時間 (Barger,Bull共著 1987年)
華氏79度(摂氏25度) 4-6時間 (Hamosh著 1996年、Pittard著 1985年)
○冷蔵の場合
成熟乳−華氏32-39度(摂氏0-4度) 8日間 (Pardou著 1994年)
○冷凍の場合
冷蔵庫内にある冷凍室の場合−2週間
冷蔵庫とドアが別にある冷凍庫の場合−3、4ヶ月(ドアが頻繁に開閉されるので温度が変動する)
室内温度が華氏0度(摂氏−19度)に保たれた独立した超低温冷凍庫の場合
*WHAT TO EXPECT THE FIRST YEAR より
「プラスチック製の容器の方がガラス製の容器より母乳の採乳、保存に適している。ガラスが割れやすいからだけではなく、母乳に含まれる病気と闘う白血球がプラスチックよりもガラスのほうに付着しやすいので、赤ちゃんにその血球が伝わりにくくなるからだ。」
「搾乳した母乳は直ちに冷蔵すること。もし、不可能な場合は室温でも6時間まで新鮮さを保つことができる滅菌容器を使用する(しかし直射日光、暖房器具、その他熱器具の近くにおかないこと)。冷蔵庫内では母乳を48時間まで保存でき、もしくは30分間冷やしてから冷凍することもできる。膨張することを考慮に入れて冷凍用の容器の3/4まで母乳を注入し、日付を記入したラベルを貼る(常に一番古い母乳から使用していくこと)。母乳は冷蔵庫内の冷凍 室では1-2週間、食べ物をガチガチに凍らせる霜取り不要の2ドアの冷凍庫では約3ヶ月、華氏0度を保てる冷凍庫では6ヶ月まで保存できる。」
「母乳を解凍するには、微温の水道水を当てながら容器を振る。そして30分以内に使い切ってしまう。または、冷蔵庫内で解凍し3時間以内に使う。電子レンジやコンロの上、また室温で解凍しないこと。また再冷凍も不可。哺乳瓶で赤ちゃんの授乳が終わったら、残りの母乳はすぐに処分する。」
*HUMAN MILK BANKING ASSOCIATION OF NORTH AMERICA (常務取締役:Lois Arnold, MPH, IBCLC著 93年5月。改訂95年8月)より
−ガラス製または硬質プラスチック製が好ましい--哺乳瓶、タッパーウェア容器、ガラス瓶、離乳食容器。−プラスチック製の哺乳袋は破れやすく、母乳に含まれる栄養分を損なう可能性がある。また脂肪分も袋の側面に付着しやすいので摂れるはずのカロリーや脂溶性栄養分が減ってしまう。このようにプラスチック製の袋の使用は断じて避けること。どうしてもプラスチック製の袋を使用しなければならない場合は、破れや破裂を防ぐために二枚の袋を重ねて使用し、その袋をしっかりした容器にいれて保存する。
−母乳の解凍や過熱に決して電子レンジを使用しないこと。母乳の成分を損ない、赤ちゃんにヤケドを負わせる可能性がある。
−一度解凍した母乳を再冷凍しない。
−解凍した母乳は24時間以内に使い切る。
−1回の授乳で足りない場合や、30分以内に直接授乳するような場合に備え、少ない分量(1-2オンス)で詰めて保存してもよい。
*以前(ジップロックの中に)プレイテックス製の袋に母乳を入れ冷凍していたが、その方法をやめて毎日、次の日のためにだけ搾乳するようになった。その方が上手くいっている。
*いつも母乳をそれぞれ3-4オンスずつ瓶に入れて冷凍する。冷凍して3ヶ月以上経ったものは全部処分する。息子のザカリーは冷蔵庫に1日以上保存した母乳が嫌いらしいので、全て冷凍している。
*冷たい母乳に温かい母乳を混ぜない。
*前に搾乳した母乳の上に新しい母乳(冷えた母乳の上に温かい母乳)を注ぎ足していたが、どの子供でも特に問題はなかった 。カンジダの原因になることもあるので、時間短縮の方法としてリストアップすべきかどうかは分からない。
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7)搾乳時間を減らすコツ
*あとで時間がかからないように、職場に着いたらすぐに搾乳器具の用意をしておく。
*予備の搾乳部品や瓶を備えておき、家に帰って洗浄するまで一度使ったものは軽くすすいで保管できるようにする。
*全ての乳管が空っぽになるよう、搾乳中、たまに胸をマッサージする。
*重力を利用し、体を前方に傾ける。
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8)その他
*赤ちゃんを直接授乳しながら、もう一方の� �房から搾乳する。この作業は絶妙な身体調和能力を必要とするが、私は一度もマスターできなかった。この搾乳方法は、赤ちゃんが搾乳ポンプの音や、入力スイッチの場所、瓶から管を引っ張る方法を理解できない早い時期に行う方がより実施しやすい。
*搾乳器具はレンタルも可能である。
*搾乳しやすいような服を着る(ワンピースの裾を頭の後ろまで持ち上げて座るのは避けたいし、どういうわけか乳首が冷えると母乳の流れも悪くなるようだ)。
*布オムツを膝に被せるようにして胸の下に押し込み、漏れた母乳を受け止める。
*搾乳器具の管の内部に凝縮したり、カビが繁殖したら吸引器の密封状態が不適切になった証である。搾乳器具を取り付ける前に乳首と乳輪を濡らし、搾乳中に吸引を壊さないよう� �注意する。もし、凝縮が起こったら搾乳が終わった後に、管を繋げたまま内部が乾燥するまで搾乳を続ける。カビが発生した場合は、アルコールで管をすすげばカビを殺菌して、すばやく乾燥する。
*茶こし器の中で白膜弁を洗う。
*ボトル洗浄ブラシとサンプル大の食器洗い洗剤ボトルをタッパーウェアのボウルに保管すれば、持ち運び可能な流し台になる。
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9)搾乳の吸引力
*吸引力を低・中に調節して使う。あまりにも強力で痛みを伴う吸引で胸の皮下組織を傷つけたくはない。
*もし吸引力が突然微弱になったら、全ての部品が適切に接続されているか確認する。また搾乳口の白膜弁を確かめる。使用前に� �の弁を濡らせばよりよく閉じるようになり、もっと効果的な吸引力が持続できる。(メデラPISを使用した場合)
*低力の吸引力から始動し、次に中力にあげる。一番強力な吸引力には耐えられない。
*メデラのお客様相談担当者が教えてくれたことによると、もっとも効率がよいのは、PIS(搾乳器タイプ)の吸引力を正確に低・中・高のいずれかに調節することらしい。それぞれの中間に調節すると効果が落ちるという。
*私はメデラPISの吸引力を設定出力の中間に調節していたが、別に問題はなかった。
*私はいつも急いでいたので、常に一番強力な吸引力で使用していたが乳首を痛めることもなかった。
*私が使っている搾乳器には3段階の吸引力設定がある(おそらくもっとあるかもしれないが、その間の設� �は使ったことがない)。最初の30秒は一番弱い吸引力で始め、次にそのまま一番強力な設定に合わせる。一番強力な吸引力を用いないと、あまり搾乳できない。
*いつも説明書どおりに一番弱い吸引力で始めていた。一旦母乳が出始めると中力や、低と中の中間に吸引力を引き上げたりもする。私の場合は、娘たちがあまり強くはお乳を吸わないのでこういった搾乳方法にしてみた。同じ搾乳器を使用している友人は、息子が強くお乳を吸うので、初めから一番強力な吸引力で搾乳をしていると言っていた。つまり、個人差がものをいうところである。別の友人は電気搾乳器の一番弱い吸引力さえ耐えられないと言っていた。私はいい気分ではないが、特に痛みはなない。かといって、決して好きにはなれなかった。しかし、母乳が吹 き出るのを見るのはとても嬉しかった。
*最初の何ヶ月かは一番弱い吸引力で搾乳した。その後、低力で始めて、数後後に中力に上げるようにした。
*吸引力の調節はしなかった。吸引力は一番低いままだったが、問題はなさそうだった。
*母乳が出るのに十分な強さの吸引力。しかし、引っ張られるのを感じるほど強力な吸引力ではない。心地良さが大事。
*耐えられるかぎりの強さで吸引した(ラレーチェリーグのアドバイスによる)。たいてい吸引力を上げられるだけ上げて吸引した。赤ちゃんも強い吸引力で母乳を飲んだ。また、アドバイスにしたがって、搾乳器の乳房カップの部分に潤滑油として植物油を塗った植物油を使ったほうがやりやすく、終わったら簡単に紙タオルで拭き取ることが出来る。より赤 ちゃんに近い感じで、母乳の分泌にも役立った。
*私は中程度の吸引力で始めた(いい搾乳器を使って)。ほとんどの場合、この方法で上手くいっていた。私の娘(二人目の赤ちゃん)が大きくなるにつれ、母乳があまり出ていないことに気づいた。いろいろ考えた末、(最期の一滴まで飲もうとして)娘自身が母乳の吸い方を変えたと考え、搾乳器の吸引力も娘の吸う力に合わせるように調節した。その結果、初めの何分かは吸引力を低力に合わせ、後で中力に引き上げることになった。
*私は搾乳時間を短くするために、自分が耐えられるだけの強力な吸引力で搾乳した。
終わり
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